半年ぶりにヤンゴンに来ましたので、到着の翌日にはビールが飲めるローカルのお店に行きました。
安くて美味しいお店なので、以前は週2回は利用していました。
夜も遅いので、焼き鳥、イカ野菜炒め、生ビール3杯飲んで帰りました。
朝方、急に吐き気と腹痛を感じ目が覚めました。
トイレに駆け込み、用をたしましたが、完全に水の状態でどんどん出てきます。
これがミャンマー最大の風土病「食中毒」です!別名「Welcome Shower」
3時間かけてトイレで格闘しました。
かなり体力が消耗しましたが、力を振り絞ってタクシーに乗りクリニックへ向かいました。
すぐにミント先生の診察「昨晩、何を食べましたか?」「当たりそうな物ないけど、雨季は気を付けて」 「今回、食中毒だから3日分の薬処方します。薬は必ず飲み切ってください。菌が残ると厄介だから。」
先生に診てもらい安心したのも束の間、今度は歩く度にお尻がピリッと来て困りましたが、無事タクシーに乗り込み部屋に戻ってトイレで1時間格闘後に薬を飲んで寝ました。
夜はお粥を少し食べてから薬を飲んで、その後も寝続けました。
翌朝、倦怠感はあるのですが、痛みと下痢は止まりましたので仕事をしました。
その日の夜は早めに夕食を済ませ、薬を飲んで大人しく寝ました。
3日目の朝は倦怠感も無くなり全快した感じでしたが、ぶり返しが怖いので薬を最後まで飲みました。
食中毒による下痢は軽症であれば自然治癒しますが、薬を飲んだ時に比べれば多くの時間が掛かります(多めの苦しみと時間を奪われますので推奨しません)。
また、その下痢の原因が、チフス系の菌であれば時間が経つことで倦怠感が増して行き、立ち上がることも困難な状態に陥る可能性もあります。
そうなると、総合病院に救急搬送されるか、過去ローカルスタッフ数名に抱えられてクリニックへ来た患者様もいました。
大量の雨でお皿を洗う水道水に汚水が混じりやすく、その中に生存しているチフス菌は雨季に発生しやすいのです。
上記の理由で、ヤンゴン雨季の下痢は要注意なので、早めの受診を心がけて下さい。
早めに受診できる様に、平日の夜間と日祝もミント先生の診察が受けられるようになりました。
平日夜間17:00~19:00 日/祝10:00~14:00
TEL:09-9568-36131(日本語) 受付:毎朝8:00~
南オカラッパ休日夜間診療の地図:https://goo.gl/maps/QeSfSVdqUmYdhWr69