Vaccination

予防ワクチン

ミャンマー滞在中に受けておくべき予防接種を御紹介します。すり傷、切り傷で発症する可能性がある破傷風、ミャンマー現地の感染者が多いB型肝炎はワクチン接種で効果的な予防が可能ですので、現地の方も接種しています。しかし、狂犬病に関しては噛まれてから接種しても変わらないのでしょうか?実際は、事前にワクチン接種することによって抗体ができる為、噛まれた後に2回ワクチンを接種するだけです。しかし、噛まれてからワクチンを打つ場合、抗体が当然ありません。傷口に血清(抗狂犬病ガンマグロブリン)を打ち、狂犬病ワクチンを計5回打たなければなりません。この血清はミャンマーでは手に入り難く、時期によっては全くありません。ヤンゴンで長期滞在のリスクを考えますと事前に狂犬病ワクチンを打つことをお勧めします。計4回接種後、5年毎に1本打つことで持続します。

クリニックで打てる予防ワクチン

破傷風 (Tetanus) 回数3回(0日、4週、1年)
持続期間10年
狂犬病 (Rabies) 回数4回(0日、7日、4週、1年)
持続期間5年
B型肝炎 (Hepatitis B) 回数3回(0日、4週、6か月)
持続期間15~20年
AB混合肝炎 (Hepatitis AB) 回数3回(0日、4週、6か月)
持続期間15~20年
インフルエンザ(Influenza) 回数年1回
持続期間 3~5カ月
新型コロナ (Covid-19) 回数不明
持続期間不明

予防接種を受ける前のご注意

予防接種は、副反応、副作用のリスクがあります。ミャンマーでは日本国内のような副作用被害救済制度はありません。実績のある国際的に認められたワクチンをご用意しておりますが、体調が万全の上、ご自身の判断で予防接種をお願い致します。