医療

ヤンゴンの雨季は体調を崩すことが多い。

ヤンゴンの雨季に多く発生する代表的な病気は食中毒、腸チフス、デング熱、インフルエンザと風邪です。

腸チフスとデング熱は日本ではほとんど発生しないので経験しないとどんな病気なのかわかりません。

また、両方とも病院で検査するまでは誰も予想していない為、ほとんどの人が驚きます。

発熱したからコロナと思っても違う病気であることはよくあります。

しかし、最近またまた新型コロナの感染は増えてきています。。。

オミクロン株は軽症ということでミャンマーの方は気にする人はほぼいませんが、その反面で長期的に倦怠感が抜けない方、頭痛、耳鳴り等の原因不明の症状を訴える方もいます。

日本では新型コロナ後遺症として、社会問題として捉えています。

感染者全員が後遺症が出るわけではないですが、感染症は稀に数か月に及ぶ後遺症が残る場合があります。

数年前にヤンゴンで流行したチクングニア熱は後遺症として数カ月も関節痛が続いた患者様がいました。

新型コロナも後遺症はありますので、かからない方が良いのは当然です。

先週から新型コロナ感染疑いが増加傾向です。ミャンマーでは風邪扱いの風潮、本人が望まない限り検査はしないことが多いようですので、自身で予防するよう心掛けて下さい。雨季ですので、窓を開けることができない場合は定期的に換気する工夫をして下さい。

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