6月282020

インドとの比較で見たコロナ

ミャンマーのコロナ対策と対象的に6月感染が爆発しているのがお隣のインドです。

インドのコロナ感染者数は50万8953人といつのまにか世界第4位です。

 

なぜインドはここまで感染者が広がってしまったのでしょうか?

 

インドのコロナ規制は世界的に見ても早かったことを覚えています。3月13日からビザ停止、18日からは33か国からの入国禁止、25日から全土封鎖、工場稼働停止、食料品店、薬局などをのぞき閉鎖。国民の外出は食料品、薬品の買い出しのみ。散歩も厳しく制限。違反者には警察が棒で叩く、禁固刑1年など厳しい対応で封じ込めに臨んだが。。。

 

ミャンマーは3月25日からやっと海外からの入国者を14日間の隔離を開始とかなりスローな印象でしたので、インドみたいに早くやらないと間に合わない!と思っていました。

 

しかし、3か月後の現在の結果はまるで正反対です。どうしてこの差が生まれたのでしょうか?

 

この2国を比べて分岐点となったと考えられるのが、宗教行事での集団感染です。

 

インドは首都ニューデリーで3月8日から3日間、大規模なイスラム教行事(参加者約9千人)がありここでクラスターが発生してしまいました。その数日後に都市封鎖でしたので、ここでインド全土に拡散したと言われています(不運)。

 

ミャンマーでは3月下旬から4月上旬にキリスト教の宗教行事を行った場所で集団感染が発生し、約80人の感染者が出た事件に発展しましたが、政府医療チームの執拗な追跡と過剰とも呼ばれた隔離処置により、市中感染が起きなかった事は称賛に価するものではないでしょうか?

 

また、夜間外出禁止令違反者の逮捕、海外出稼ぎ帰還者6万人の隔離、批判の大きかった囚人2万5千人の釈放は感染対策であり、すべて上手くいったというのは奇跡としかいいようがありません。

 

3月の時点ではミャンマーがインドと同じ状況になる可能性があったことは確かですが、今は市中感染が起きていませんので、徐々にではありますが経済再開の話が出て来るかと思います。

 

しかし、50万人の感染者が出ているインド、13万のバングラデッシュと陸続きの国境を接していますので、自由な海外渡航に関してはまだまだ我慢をお願いされるかもしれませんので、引き続き体調管理には十分お気を付けください。

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