6月202020
ミャンマーのインフルエンザに備えるのはコロナ対策の1つ!
ミャンマーで毎年懸念されているインフルエンザであるH1N1は2009年頃、鳥、豚の間で流行した感染症が突然、人に感染し始めたことで起こりました。
通称 “新型インフルエンザ”とも呼ばれていますが、現在はインフルA型の一種として普通に扱われ始めています。
致死率も通常より高いことで知られていますが、ワクチンが開発されていることにより新型コロナのように世界的なパニックにはならないと考えますが。。。
ミャンマーでは雨季に流行するインフルエンザが蔓延すると大変な騒ぎになることが予想されます。
コロナと勘違いして周囲がパニック状態になるケースや、民間の病院では受入れてくれないので、政府系病院へ行かなくてはいけないとか…
ミャンマーは基本的にインフルエンザはワクチンを打つ習慣もなければ、インフル検査をして判定もしませんので、抗ウイルス薬を投与する先生も非常に少ないのが現状です。
H1N1(インフルエンザA亜型)の基本予防は「手洗い、マスク」と新型コロナと同じですが、「予防接種」があるのが大きな違いです。
ミント先生から
新型コロナとインフルの症状は非常に似ていますので、罹らないことが重要です。インフルは毎年7~9月に流行が始まりますので、ワクチンは6月中に打って備えましょう!普段は打たない人も今回はコロナ対策の1つとして打つことをお勧めします。
弊院ではインフルエンザ予防ワクチンを在庫しております。数に限りがありますので、お早めに御連絡(E-Mail: mm.tokyoclinic@gmail.com )をください。
Influvac Tetra (Abbott社) 製造国:オランダ
1.インフルエンザA/Brisbane/02/2018 (H1N1)pdm09-like virus
2.インフルエンザA/South Australia/34/2019 (H3N2)-like virus
3.インフルエンザB/Washington/02/2019-like virus
4.インフルエンザB/Phuket/3073/2013-like virus
今週からミャンマーの方達からの問い合わせも増えてきて品薄になり始めていますので、気になる方はお早めに接種をお願いします。
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