3月262020

ミャンマーはなぜ?ここまで厳しい新型コロナ対策を進めるのか?

国立国際医療研究センター病院の大曲貴夫・国際感染症センター長が、新型コロナウイルスの怖さについて語っています(写真クリックで動画に飛びます)。

「新型コロナウイルスは、8割の人は本当に軽いんです。歩けて動けて恐らく仕事にも行けてしまう」

 

「残りの2割の方は確実に入院は必要で、全体の5%の人は集中治療室に入らないと助けられない」

 

「悪くなる時のスピードが物凄い早い。数時間前は話せていたのに、どんどん酸素が足りなくなる。人工呼吸器を付けないと助けられない。ものすごく怖い」

 

「持病がある方はこのような状態になりやすい。だから絶対に罹ってはいけないと思うんです。僕は強く感じます。これが僕の正直な気持ちです」

 

日本の報道ではインフルエンザと同程度の感染力等、8割にフォーカスした報道が目に付きますが、大曲先生のような専門家で日本のコロナ治療の最前線で働いている医師の意見はかき消されているようです。ミャンマー国は非常に重く受け止めているのがよくわかります。

 

Dr.ミントより

この病気の実態ははっきりわかっていません。デング熱と同じ対処療法になりますので、初期対応が重要だと考えています。5人に1人は重症化することを考えれば罹らないように予防することが最重要です。ミャンマーは2割にフォーカスし国全体で予防をしている段階です。日本と比較にならない医療体制ですので、何卒ご理解くださいます様お願い致します。高齢の方、ご持病を持たれている方はもう一度よくお考え下さい。医療相談は(毎日9:00~12:00)に予約受付しております。

昨日まで混乱していたタイ国際航空(TG)の健康証明書(新型コロナ陰性証明書を含む)が緩和されて陰性証明書は必要なくなったとの情報が入っています。早めのご帰国を考えている方はご自身でも情報取得に努めて下さい(情報は刻一刻と変化しています)。すべての外国人はミャンマーから出て戻るのに、72時間以内に発行された「コロナ陰性を示す」健康診断書が必要(日本医師会は発行しないと決めた)+ 14日間の政府指定の場所で隔離が必要となります。

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最後に… このブログは、決して不安を煽ってるわけではありません。新型コロナウイルスの正体がまだ判然としない、薬が開発されてない現状から、いま考えうるリスク、情報をお伝えしています。もちろん私達も、ここに書いている懸念ができるだけ取り越し苦労に終わり一日も早く普通の生活を取り戻せることを祈っています。ただ、ミャンマーで暮らす邦人の皆様の健康と安全、これ以上世界に拡大しないことを願い、医療機関として情報発信させていただいていることをご理解いただけると幸いです。