9月302019

日本の冬インフルエンザ対策キャンペーン

H1N1はインフルエンザA型に分類されています。

 

このインフルエンザの歴史を見て少し脅威を感じます。

 

1918年にスペインで約4000万人の死者を出したスペイン風邪がH1N1の始まりと言われています。

 

その後、1977年に流行したソ連型これもH1N1の変異したインフルエンザだそうです。

 

そして2009年に日本でも恐怖を感じた「新型インフルエンザ」が現在まで続くH1N1の変異したタイプ(亜型)です。

 

先生、ミャンマーと日本を行き来する私達は1年中インフルエンザに罹る可能性があります。その対策を簡単に教えてください。

 

インフルエンザ予防接種を年2回定期的に受けて下さい。これは重症化と合併症を抑えることが目的です。ワクチン接種をしても罹る可能性はあります。しかし、H1N1の予期しない重症化を避ける効果があるのです。そして罹ってしまったら特効薬のタミフルを服用することが大切です。今年ミャンマーであれだけの死者を出してしまった原因はこの対策をしていないからだと考えます。

 

先生のお考えは、腸チフス予防接種と同じ効果を狙ったものですね。「腸チフスの予防接種したのに罹った!」と診察でよく聞きます。しかし、打って罹った患者さんと打たないで罹った患者さんの衰弱の仕方が明らかに違うので非常に驚いています。

 

打った人は症状が軽く済んでいる人がほとんどですね。インフルエンザも腸チフスもウイルスが体内に入れば予防接種していても発症する可能性があります。しかし、ワクチンの目的は入るのは防ぐことはできないが、重症化して最悪の結果にならないことの方が重要だと考えています。

 

一般の人にはこの考えはまだまだ浸透していませんね。予防接種したのに罹ったことあるから打たないという人の意見が多いです。

 

持病である気管支炎、糖尿病の患者様は重症化する可能性が高いので、予防接種は必須です。健常者でも65歳以上の高齢者は特に接種した方が良いですよ。

 

ミャンマー在住者は、一番かかりやすい感染症の対策を軽視したリスクをヤンゴンの雨季に目のあたりにしました。デング熱やチクングニア熱はワクチンがありませんが、似た症状から始まるインフルエンザだけはありますね。

 

はい。日本とミャンマーを行ったり来たりする人も今期は接種して下さい。日本では例年より2か月も早く流行しています。それもH1N1です。

 

10月1日から年末までインフルエンザ予防接種をヤンゴンで推進するキャンペーンを始めます(2名お申込みで1名無料)。

北半球からの観光客が多い空港、飛行機内はインフルエンザに感染しやすい環境となります。十分な対策で日本へご帰国ください。

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