8月262019
ミャンマー人の日本ビザ取得(90日滞在)で結核検査
2020年の東京オリンピック前から運用が噂されているミャンマー人も対象とした結核検査について、本日のNEWSで配信されましたのでご紹介します。
2020年の東京オリンピック前に施行されるそうですので、2019年内に始まるかもしれません。
ミャンマー国籍で90日以上、日本に滞在する方は医療機関で検査を受け、結核ではない証明書の取得がビザ要件に加わるようです。
ミャンマーの感染症で最も怖い病気の1つが結核です。
残念ですが、現在までミャンマー国は結核が蔓延しており、昔から日本で発症する人が後を絶ちません。
下記の動画は東京都の保健所がミャンマー語で制作したものです。
ミャンマーの結核問題がどれだけ東京に飛び火しているのか、この動画があるだけでお分かりいただけるかと思います。
結核は日本で発症したら隔離病棟で数か月過ごすことになります。仕事どころではなくなりますので、本人の落ち込みは相当なものですし、会社の損失も甚大です。
ミャンマーの結核問題は非常に厄介で、薬が効かない多剤耐性結核(Super TB)が増加していますので、日本で広がるのは避けなければなりません。
ミャンマー国内でもレベルの高い発症前の結核キャリアを調べる検査が可能になっています。
弊院では、日本への長期滞在が決まっている皆様全員に結核キャリア検査を推奨しております。
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